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2016年10月21日

【自主調査】ちょっとおもしろい人 インタビュー②(デプスインタビュー)

写真・動画の役割は、現在までに大きく変化・拡張をしてきました。 「思い出/記録」~「趣味作品」~「近況連絡/今の気持ち共有ツール」~「相互コミュニケーションツール」~「自己表現/承認取得(イイネ)ツール」など。 今後、写真・動画はどのような存在となっていくのでしょうか。

その在り方を考えるヒントを得るため、「写真や動画を使って何かしら発信をしている人、面白そうな活動をしている人に話を聞いてみよう!」 というテーマでデプスインタビューを行いました。

待ち合わせのカフェに、
爽やかなワンピース姿で現れたリナさん(仮名)

*1:読者モデルとは
ファッション雑誌のモデルのうち、一般読者として誌面に登場するモデルのこと。アマチュアでありながら、プロの専属モデルに匹敵する人気を得る場合もある。

◆モデルのお仕事はInstagramで受注

学生のころから芸能の仕事に興味があり、自分から読者モデル(読モ)に応募したリナさん。特定の雑誌で4年間の実績がある。収入のメインは企業受付の仕事だが、Instagram/Twitter/ブログを通じて積極的にモデル活動の内容や日常の様子を発信し、雑誌以外でもモデルの仕事を得ている。

この日のインタビュー後にはメイク用ブラシの新作発表会で、メイクモデルのお仕事。前日には化粧品の新製品イベントに参加。なかなかの売れっ子。お仕事の後は、その内容を写真とともにSNSで発信。企業からは特定のハッシュタグ(*2)を付けて発信ほしいと依頼され、拡散の役割も担う。

発信メディアの中心はInstagramだが、内容を詳しく紹介したいときにはInstagramからブログへ誘導。TwitterはInstagramと連動させ、同じ情報が掲載されるようにしている。Facebookは完全にプライベート用途。
モデルのお仕事は、雑誌編集部など既存の関係者から声が掛かったり、新規の場合は企業(メーカーなど)がInstagramのダイレクトメッセージから直接依頼をしてくることも多い。今年に入ってからInstagramを通じた依頼が特に増えている。リナさんは事務所に所属していないため、やり取りは全て自分で行っている。

「なにかに繋がればいいな・・・」という意識で頻繁にInstagramを更新している。Instagramを利用する理由は、すぐに写真をアップできる手軽さ/写真がメインなので見る側も見やすい/何をアピールしているのか写真だけで伝わり分かりやすい・・・から。

リナさんにとってInstagramは、発信ツールというだけでなく、とても良いコミュニケーションツールでもある。LINEのように「既読」に振り回されることがなく、強制されている感じが無い。話したいときにコメントを書けたり、返事できたり。LINEより気楽な会話のツールでもある。また、会ったことが無い人でも身近に感じられることも良いところ。読モ同士でお互いにフォローし合っているので、撮影の現場で初めて会っても共通の話題があり、最初から知り合いのようなコミュニケーションがとれる。

*2:ハッシュタグとは
#記号を冒頭に付けて構成される文字列のこと。TwitterやInstagramなどで使用される。投稿コメント内に「#○○」と入れて投稿すると、その記号つきの投稿が一覧できるようになり、同じイベントの参加者や、同じ商品のユーザー、同じ経験・興味を持つ人のさまざまな投稿が閲覧しやすくなる。

◆キレイにみせるための画像加工は必須!

モデルとしての仕事に直結するInstagramの写真はとても重要。リナさんは、自分がキレイに写る角度が分かっていて、自撮り写真の多くがその角度で撮影されている。写真を撮ってそのままアップロードするのではなく、必ず画像加工を行う。モデル仲間の間で必須とされている加工アプリは「Beauty Plus」。肌をナチュラルにキレイに見せる加工に、エフェクトもプラスしてかなり“盛った”写真が撮れる。(リナさんいわく、「詐欺みたいなの」)

全身のファッションコーディネートを撮影する時は、自宅で鏡に向かって撮影するが、背景がごちゃごちゃするのが嫌なので、撮影後に自分で白塗りの加工をする。使用するアプリは「Pic Collage」「Bokeh Lens」「Phonto」の3つ。「Pic Collage」で背景を白塗りしたり切り取ったり、「Bokeh Lens」で背景をボカしたり、「Phonto」で文字を入れたり。白塗り加工は、自分で指でなぞって塗るので細かいところが大変。




←背景を白く塗って、文字を入れた画像


リナさんは、撮影は全てスマートフォンで行っている。最近、周囲の人が使っているミラーレス一眼もイイなと思っている。液晶画面を回転させてセルフィ―も撮れるし。ただし、一眼で撮ってスマホに送るという手間が面倒くさそうなので、具体的に購入は考えていない。
また、カメラ機能が優れたスマートフォンが他にあっても、使い慣れたiPhoneから変えるつもりはない。スマートフォンは変えずに、良い画像加工アプリを探せば良いと考えている。
動画の撮影はあまりしないが、最近は「SNOW」で面白い動画を撮ってInstagramにアップしている。周囲の人がやるようになってから自分も使い始めた。横位置で撮影した動画を縦に変えるために「Flipagram」というアプリで加工・編集したこともある。「SNOW」の前は「Snapchat」が流行っていたようだが、もう下火になっている様子。

◆有名インスタグラマーがお手本

リナさんは、Instagramから多くの情報を得ている。ファッションブランドのアカウントを見て、洋服の撮り方を学ぶ。小物の物撮りも真似をする。雑誌のような雰囲気の写真を撮って、「この人はおしゃれだな」・・・と思われたいから。

フォローしている有名人は菜々緒/ローラ/松島花などの有名モデルや、読モ仲間が多い。その中でも特に注目しているのは、芸能人では無いけれどInstagramでおしゃれなファッション写真を発信して有名になったインスタグラマーさん。芸能人よりも身近な存在で、ファッションやヘアアレンジのお手本にしている。価格の安い洋服でもコーディネートでおしゃれに見せる、そんなところがとても参考になる。今もっとも憧れている存在。

そんな有名人にはかなわないけれど、自分なりに特徴を出していきたいと考えていて、大好きなチョコレートの資格を取ろうと思っている。雑誌では毎年バレンタイン時期にチョコレート特集が組まれるので、他の人と違ったコメントができるようになり、いずれはチョコレートの新作発表会に呼んでもらえるようになりたい、という目標を持っている。

リナさんは、今後も芸能の仕事だけをやっていくつもりはない。今の企業受付の仕事で定期的にお給料が入ってくるのに慣れてしまったら、フリーモデルだけでやっていくのは難しいと考えるようになった。 憧れのインスタグラマーさんのように、本職ではないけれど好きなことを発信して収入を得る、そんな生き方を少しずつ幅を広げながら続けていくことが目標になっている。


以上

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